■新コンサートミストレス 中里咲子さんより皆様へご挨拶



このたび第25回定期演奏会のコンサートミストレスをつとめさせて いただくことになった中里 咲子です。子供が生まれる直前から2年半は オケ活動から遠ざかっていて、昨年より久しぶりに水響に参加させて もらうようになりました。今回は私の大好きなマーラーの7番と パリのアメリカ人、いい演奏会になるように頑張りたいと思います。

先日、植松委員長から「水響初の専業主婦コンミス」と紹介されましたが 専業主婦ということで、平日に練習したり(子供の機嫌を取りながらですが)、 事務的な仕事をしたりすることが出来るメリットがありますが、 デメリットとして練習後のコミュニケーションの場である「さかえや」に 毎回は行くことは出来ないことがあげられます。指揮の斎藤先生や 団員のみなさんとの交流を深めるためにも、ときどきは顔を出したいと 思っていますので、その時はよろしくお願いします。 ただコミュニケーションは大切なので、何かありましたら練習日に 直接でもいいですし、自宅に電話、ファックス、メールなどをくださっても 結構です。ご意見、ご要望等ありましたら、お気軽にどうぞ。

最近の水響の観客動員数はすごいと思います。あれだけたくさんの 方々に聴いていただけると演奏にも熱が入るし、集中力も出るし、 気分もいいです。今後もたくさんの方々に来ていただけるように、 またご来場いただいたみなさんが楽しめるようなコンサートに なるようにしていきましょう。

よろしくお願いします。


世界各国からの反響の声(着順)

*管理人より注:文中の「みなみ」とは中里さんの旧姓兼通称。よくファーストネームなのかと混同してました。


みなみは、むかしみなみだったので、いまもみなみです。

音楽に関係の無いことだけど、みなみはお母さんになって 以前にましてたくましくなったような気がします。 コンミスとして座っている時はけっこう恐い顔もするのに それにしてもヨーマ君に怒ってる所はみたことがない。 どうやって育てたらあんなに聞き分けの良い子になるのでしょう。

これも音楽に関係ないけど、みなみがコンミスを引き受けるには もちろん旦那の助力がないとできないわけで、 その点おなじ水響にいるとはいえ、剛くんは偉い。

ちょっとは音楽に関係のあることも書かなくちゃ。 みなみに本当にびっくりさせられたのは 「譜読み」の代ソロ(ソリストの変わり)でなんとバーバーの Vn協奏曲を弾いちゃったとき。 ああいうふうに協奏曲の弾ける人はそうそういないと思う。

もちろんコンミスというのは腕だけではだめで、その点 みなみは「鋭い視線」は衰えていない様だから まずはめでたし。 みなみがマーラーすきだなんて知らなかった。

森内 充


みなみちゃんへ この度は、コンミス就任おめでとうございます。 今回は、マーラー交響曲第7番とパリ・アメという 大曲になりますが、団員一同で みなみちゃんを盛り立ててがんばっていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いします。

ひろえ


 ウチの団員で名前を出して客を呼べるコンマスって、この人か、インコバしかいない んじゃないかなあ。そりゃあ、何たって上手い。お父さんの転勤の関係でNYやらオー ストラリアとかに行って土地土地の名手と一緒にプレイしてきたんだから。ジュリアー ドではアン・アキコ・マイヤースと一緒にセミナーを受けてたっていうんだよ。

 でもね、ふだんの彼女は、ホンワカしていてヨーマ君を出産してからとみにまるーい 感じなんだけど、弾く時は凄くカッコいい。ビジュアル系バイオリン奏者(音色より見 た目を大事にする)を目指す私としては、決め所の仕種をついつい真似させていただい てます。

 それでも偉ぶらないで、私のようなノー天気な先輩についても、ちゃんと立ててくれ るし、意見も聞いてくれるんだから。うん、大したもんだよ。そんなわけで、秋の芸劇 公演は歴史的な名演になるんじゃないかなあ。がんばって観客動員するね。

(バイオリン、hide★ki)


この欄を読むのは、南を知り尽くしている水響の方々以外には、水響のお客様で、コンミスの全てを知りたいと思った方ですね。確かに彼女はかっこいい。一見普通に見えるとしても、昔はNYで五嶋みどりなんかと競ってたそうだし。で、まぁ、料理が上手いとか、英語が上手いとか、後輩に慕われてるとか、まぁ、そういうのはいろいろある訳なんだけれども。でも彼女はもう結婚してるし子供もいるのでございます。まだavailableであるという点では、私は彼女に勝ったのであった。はっはっはっ。

ハヤシ


大変ご無沙汰しています。

今パリはとても美しい季節です。アベニューに面したカフェでは路上に次々とテ ーブル、イスが並べられパリっこたちは外で食事を楽しんでいます。セーヌ川沿い の通りではパントマイムや大道芸人が多く出没し、パリっこも観光に来ているパリ のアメリカ人も一様に季節を楽しんでいます。サンドイッチとワインを持ってほろ 酔い加減で散歩すると曲の雰囲気が分かったような気がしていいですね。専業主婦 コンミスがんばってください。遠くフランスの空より応援しています。

パリの日本人。福澤守(HR)


おくればせながら、みなみさんコンミス就任おめでとうございます。しかしみなみの コンミスで演奏するのは本当に久しぶりだなあ。マラ7の譜読みでは、チューニング の段階ですでに「なんかなつかしいなあ」と思ってしまいました。

ちなみに私は同期 のオーボエ吹きですが、今までに一番みなみさんが「すごいっ」 と思ったときのこと を紹介します。芸術劇場ブラ1の本番中、もちろんステージでのこと。「チャラララ ーーーラーラーララー〜」という(分かりますよね)2楽章のオーボエとコンミスの ソリの部分、いつもは私がザッツを出すことはないのですが、本番はつい(興がのっ て?)ザッツを出したのです。もちろん視線はぶつかってる。そこでなんと彼女はに っこり笑ったのです。いやあ舞台上で本番中ソリの出だしでほんとうににっこりする んですよ。これはもう余裕というかなんというか、ただすごいなあと。(お返しにに っこりするのは音が止まってしまうのでやめました)他にも演奏ですごい、とうなら せてくれたことはもちろんたくさんあります。

今回のマラ7は大好きだとのこと(意外!)。いい演奏会にしましょう。

にょろ